ライフワークとしては、低地大都市の地形改変定量・類型化、人新世のランドスケープ評価に挑んでいます。単発土砂関連災害への対処療法(人命救助の意味で重要であることはもちろんです)に止まらない、理学的体系的な人工土地改変、土の流れ、切土盛土残土のつながり、土の流れが生み出すエネルギー、そして人工改変ランドスケープの生態系サービス評価、データベース化、グローバル指標化を見据えています。
地域連携研究として、地元和歌山圏域を中心に、土地自然環境・動植物モニタリング、地域生態系再生方策視覚化、歴史地理情報のデジタル化データ蓄積、農業遺産の科学的エビデンス強化支援などを進めています。「国際論文として地元を世界に届ける」ことを第一義としています。